FFFFF E8000 | BIOS/BASIC ROM 96KB |
E0000 | グラフィックVRAM 32KBx2 |
C0000 | システム拡張用 |
A8000 | グラフィックVRAM 96KBx2 |
A0000 | テキストVRAM 12KB |
80000 | メインRAM 128KB |
00000 | メインRAM 512KB |
メモリ・マップ PC98シリーズでは、8086をベースにして拡張されてきました。CPU自身は、8086では1Mバイトを、 80286では16Mバイト(仮想アドレスは1Gバイト)、80386/80486では4Gバイト(仮想アドレスは64T バイト)のメモリを管理できるのですが、PC98シリーズでは大まかに分けると3種類のメモリ・ マップに分けられます。 基本のメモリ・マップ 基本のメモリ・マップは8086を搭載した初代のPC9801と同様の1Mバイトです。この1Mバイトの メモリ・マップも大きく分けると次の3種類の領域に分けられます。 (1) 00000H〜9FFFFHまではRAMの空間 (2) A0000H〜B7FFFHおよび E0000H〜E7FFFHまではVRAM空間 (3) C0000H〜DFFFFHまでは拡張用のROM空間 E8000H〜FFFFFHまではシステム用のROM空間 メモリ・マップを上図に示します。 システムROMとRAMの空間は各機種とも共通で、古い機種ではRAMが最初から640Kバイト分 (00000H〜9FFFFH)載っていない機種もありますが、拡張スロットにRAMを増設することで 640Kバイトまで増やせます。また、RAMが最初から640Kバイト以上搭載されている機種では 、ディップ・スイッチでバンク8〜9(80000H〜9FFFFH)の内蔵RAMを殺すことができます。これは、 バンク切り替え式のRAMボードを拡張スロットに使用する場合に使います。 拡張ROM空間 主にインターフェース等の拡張ボード用のROM空間で使われています。 拡張ROM空間は、ユーザ用拡張ROM空間(C0000H〜C7FFFH)とシステム用拡張ROM空間(C8000H 〜DFFFFH)に分かれます。システム用ROM空間は一般的にはメーカーから供給される インターフェース・ボード(FDDやHDD等)の基本的なボード用のROM空間です。 また、拡張ボードではなく、本体自身でこの空間にROMを持っている機種があります。 代表的なものには、FM音源ボード用のROMや、HDDインターフェース用のROMがあります。 さらに、ノート等には独自の仕様に基づいてシステム用のRAM空間や、レジューム用に 使われている機種もあります。 拡張ボード用のROM空間に、RAMをマッピングしてEMSメモリとして使用されることもあります。 CPUが80286以下の機種では、拡張スロット上のEMS対応RAMボードで、この領域にRAMを ハードウェア的にマッピングして使用します。80386以上のCPUの機種では、CPU自身が持つ メモリ・マネージメントの機能を使用して、プロテクト・メモリをこの領域にマッピング して使用します。 VRAM空間 VRAM空間は、テキストVRAMとグラフィックVRAMの2種類があります。グラフィックVRAMは 、古いデジタルRGB・8色専用の機種では、A8000H〜BFFFFHの96Kバイトですが、アナログ RGB対応・16色の機種では、それに加えて、E0000H〜E8000Hの32Kバイトが拡張されて、 合計128Kバイトあります。 テキストVRAM空間はA0000H〜A3FFFHまでですが、細かく分けると、文字データ用、 アトリビュート用、不揮発メモリ、CGウィンドウ(A4000H〜A4FFFH)等に割り当てられて います。 |
ドライブ A: のディスクのボリュームラベルは MS-DOS #1 3 ディレクトリは A:\ COMMAND COM 24931 91-11-08 0:00 ADDDRV EXE 18384 91-11-08 0:00 CUSTOM EXE 66709 91-11-08 0:00 DELDRV EXE 9842 91-11-08 0:00 DISKCOPY EXE 46971 91-11-08 0:00 :