仕様

 本ソフトウェアの仕様を書いています。 疑問点などあった場合には、まず読んでみてください。


■現在のところ次のエミュレーションを行っています。
SC62015 CPU
MEMORY: ()内はPC-E650,U6000のROM使用時
 RAM S1:256KB,S2:256KB=TOTAL:512KB
 ROM S3:128KB,SYSTEM:128(256)KB=TOTAL:256(384)KB
 EMS max.768(256)KB
 SSFDC max.64MB
LCD Controller
KEYBOARD
UART(SIO)
割り込み: FAST,SLOW,SI,SO,SOFT,ON KEY,KEY,LOW BATTERY
RTC(日時の読込とBANK切替のみ)
PRINTER(CE-126P相当)
Another Pocket Link Server(Ver.1.03相当)


■また、次のエミュレーションは今の所対応していません
RTC(書込)
TAPE,POCKET DISK等の周辺機器


■キー配置
[PC] - [E500]
===========================
(以下のキーはフルキーです)
F1 - ◆(MENUの上のやつ)
Tab - ON
無変換- カナ
Alt - CAPS
\ - 2ndF
Home - C.CE
End - TITLE(C.CEの下のやつ)
PgUp - STO
PgDn - RCL
[ - (
] - )
1 - PF1
2(F2)- PF2
3(F3)- PF3
4(F4)- PF4
5(F5) - PF5
F6 - MENU
F7 - BASIC
F9 - OFF
F11 - RESET
(以下のキーはテンキーです)
. - +/-

あとはキートップの表示と同じです。

(以下のキーはエミュレータで使用します)
ScrLck- Low Battery割り込み発生


■UART(SIO)について
 UARTをアクセスした際にエミュレータはSIで指定したファイルからデータを読み込み、SOで指定したファイルにデータを書き出します。この際ボーレートやデータ、ストップビットの長さ等の通信条件は無視されます。
 SIで指定したファイルを経由すれば、パソコン上のファイルをエミュレータ上に読み込めます。ただし、バイナリファイルはそのままでは無理なのでパソコン上でuuencode等で一旦テキスト化して、エミュレータ上でuudecode等で元に戻せばOKです。 もちろん逆にエミュレータ上からパソコン上にファイルを書き出すことも可能です。


■EMS(DELTA)について
 エミュレータはただメモリを提供するだけですので実際に使うには対応するドライバを組み込む必要があります。


■Smart Media(SSFDC)について
 エミュレータはただメモリを提供するだけですので実際に使うには対応するドライバを組み込む必要があります。


■Low Battery割り込みについて
 ScrLockキーを1回押すとバッテリインジケータが点灯し(軽いバッテリ切れ)、もう1回押すとLow Batteryと表示してOFFします(重いバッテリ切れ)。但し、Low Battery割り込みが禁止されているときに押しても何も起こりません。


■Aplinksについて
 e500e2k.exeの下に"aplinks"というフォルダを作っておいてください。このフォルダにある全てのファイルを実行時に読みとり、終了時に書き出します。終了はエミュレータ上から
INIT "L:D
としてください。
なお、[Stop without save]で終了した時は、APLINKSの終了処理をしないためLドライブの内容も保存されませんので注意してください([Stop without save]ボタンを押す前にメニューからAPLINKSを終了させた場合、または[Stop with save]ボタンで終了した場合は保存されます)。


■サウンドについて
 PC側は48kHz、8bit固定です。DirectSoundとe500の特性上、完全に周波数を一致させられないため、ちょっとずつ再生位置がズレてしまい、再生バッファに上書きしてしまう時があります。そのときは、音がズレたりバリバリとノイズになったりしますが、私の力量不足のため、いろいろ頑張った結果これが今の限界です。