
       QUASI88 のコンパイル方法  for Mac OS 7,8,9 + MPW

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●ここでは Mac OS 7,8,9 環境の人向けに、 QUASI88 を MPW を使ってビルド
  する方法を説明します。

  かなり時代遅れの環境ですので、ビルドできたとしても、処理速度や使い勝
  手などの面で、実用的ではないことを理解した上で、お試しください。

  なお、 Mac OS X 環境の人は 「BUILD-UNIX+MAC.TXT」 を参考にしてください。


●前準備

    1) 予め、MPW をインストールしておいてください。
       MPW は、アップルが配布しているフリーのコンパイル環境で、
       以下の URL より入手可能です。(2006/09/10現在)

            ftp://ftp.apple.com/developer/Tool_Chest/Core_Mac_OS_Tools/MPW_etc./MPW-GM_Images/MPW-GM.img.bin


    2) QUASI88 のソースを、展開してください。
       ソースファイルの入っている、 src というフォルダおよび、
       MPW用の作業フォルダ mpw などが展開されます。


●SDLバージョンの QUASI88 のビルド方法

    ※ 注意 ※

    SDL ですが、バージョン 1.2.13 を最後にして、 Mac OS 7,8,9 on PPC は
    サポート対象外となったようです。

    2013/01/01現在、SDLのバージョンは 1.2.15 ですが、ソースには MPW 
    のビルド環境が含まれており、自力でビルドすれば、これを使用する
    ことが可能かもしれません。

    ここでは、バージョン 1.2.13 を使用する例を説明します。


    3) SDL の ウェブサイト http://www.libsdl.org/ より、 
       Development Libraries をダウンロードしておきます。

       SDL バージョン 1.2.13 の MacOS (Classic) 用は、
       以下の URL より入手できます。

        http://www.libsdl.org/release/SDL-devel-1.2.13-PPC.sea.bin

       これを展開すると、 SDL-1.2.13-devel という名前のフォルダが
       できるので、このフォルダの名前を、 sdl-devel に変更してください。
               ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
       変更したら、 sdl-devel のフォルダをまるごと、 2) にて展開した
       フォルダの中にコピーしてください。


    4) mpw フォルダを開きます。ここで、 MPW のプロジェクトファイル 
       QUASI88.make をダブルクリックすると、 MPW が起動します。

       メニューから「Build」→「Full Build」(または「Build」)を選択します。
       ダイアログが表示されて、「Program Name?」と聞いてくるので
       『QUASI88』と入力します。

       ビルドが始まり、実行ファイル QUASI88 が生成されます。

       なお、生成された実行ファイルには、MAME/XMAMEベースのサウンド出力
       と fmgen が組み込まれています。


    5) QUASI88 の実行には、 SDL のランタイムライブラリが必要です。

       3) の開発者向けのライブラリの中 ( 例えば、 :SDL-1.2.13-devel:lib:
       フォルダの中 ) に、SDL というファイルがあるので、これを実行ファイル
       と同じフォルダに入れておきます。機能拡張フォルダにいれておいても
       いいようです。

       また、出来上がった QUASI88 ですが、メモリが足りないらしく、
       メニューモードに入ると固まったり、強制終了するようです。

       「情報を見る」(Command-I) にて、QUASI88 のメモリ必要条件を適当に
       増やしてみてください。


●68kバージョンの QUASI88 のビルド方法

    6) src → snddrv → src の順にフォルダを開いてください。
       ここに、「sound.h」というファイルがあれば、ファイル名を
       「sound-alias.h」に変更しておいてください。
       ( 「sound.h」というファイルがなければ、この手順は不要です )

    7) mpw フォルダを開きます。ここで、 MPW のプロジェクトファイル 
       QUASI88-68k.make をダブルクリックすると、 MPW が起動します。

       メニューから「Build」→「Full Build」(または「Build」)を選択します。
       ダイアログが表示されて、「Program Name?」と聞いてくるので
       『QUASI88-68k』と入力します。

       ビルドが始まり、実行ファイル QUASI88-68k が生成されます。

       なお、生成された実行ファイルには、MAME/XMAMEベースのサウンド出力
       と fmgen が組み込まれています。

       また、 QUASI88-68k が強制終了するような場合は、メモリ必要条件
       を適当に増やしてみてください。


●注意事項

    QUASI88 の改変・再配布などに関しては、もともとの QUASI88 の
    著作権・免責事項に加えて以下を守ってください。

    SDLバージョンの QUASI88 の場合…

        QUASI88 の実行には、ランタイムライブラリ SDL が必要です。
        SDL をセットにして配布する場合は、 SDL に付属の
        README-SDL.txt をいっしょに配布してください。
        (SDLのドキュメントに、そう書いてあるので・・・)
        SDL のライセンスにも従ってください。

    SDLバージョン・68kバージョンともに…

        MAME/XMAMEベースのサウンド出力を組み込んだ場合、
        MAME/XMAME のライセンスに従う必要があります。

        fmgenを組み込んだ場合、
        fmgen のライセンスに従う必要があります。

        実行ファイルと同じフォルダに、以下の空のフォルダを作成して
        おくとベターです。これらのフォルダは、設定のない状態で 
        QUASI88 を実行した時の各種参照フォルダになります。

            ROM   フォルダ
            DISK  フォルダ
            TAPE  フォルダ
            SNAP  フォルダ
            STATE フォルダ
